PREQIN日本特集:
国内VCパフォーマンスベンチマーク

【日本初】純投資目的の国内VCファンドに特化した新しいパフォーマンスベンチマークを発表
 

昨今、国内ベンチャーキャピタル(以下VC)業界では、業界の成長ならびに機関投資家からの運用資金拡大に伴い、パフォーマンスベンチマークの重要性が増しています。こうしたニーズを背景に、Preqin(プレキン)は一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会(以下JVCA)と共同で、国内のVCファンドを対象としたパフォーマンスベンチマークの策定プロジェクトを実施しました。

本プロジェクトでは、国内のVCファーム、24社(参加企業は下記参照)から、各社運用ファンドのデータ(2018年末時点)を収集して、ファンドパフォーマンスを測定しました。

2010年から2014年に設立されたファンドのネットマルチプル(中央値)は1.5倍以上、ネットIRR(中央値)は14%を上回る運用成績をみせています。また、世界金融危機直後(2010年~2012年)に設立されたファンドはとりわけ優れたリターンを上げていることがわかりました。

 

集計結果はエクセル形式でも下記フォームより無料でダウンロードいただけます。

 

・参加企業一覧(24社(社名五十音順))

アーキタイプベンチャーズ株式会社   Genuine Startups
ANRI株式会社   株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社   株式会社ジャフコ
インキュベイトファンド   STRIVE株式会社
Eight Roads Capital Advisors (Hong Kong) Limited Japan Branch   大和企業投資株式会社
SBIインベストメント株式会社   株式会社TNPオンザロード
株式会社オプトベンチャーズ   D4V合同会社
株式会社環境エネルギー投資   株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)    
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ   株式会社ドーガン・ベータ
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ   日本ベンチャーキャピタル株式会社
株式会社KVP   株式会社ファストトラックイニシアティブ
株式会社サムライインキュベート   合同会社リアルテックジャパン


ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。今後もベンチマークを継続的にアップデートしていくため、引き続きご協力をお願いいたします。また、次回よりご協力いただける方がいらっしゃいましたら、担当者までご連絡ください。

担当者: 川島 翔(sho.kawashima@preqin.com

 

下記フォームから、全文ダウンロードいただけます(無料)

 


一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)について

当協会は、2002年11月の発足以来、VC業界における相互連携とベンチャー企業育成の役割を一層強固にするという目的に向かって活動して参りました。VCおよびCVCが加盟する当協会の正会員数は直近3年で倍以上に増加して172社となり、政府系・大学系投資家ならびに業界支援各社による賛助会員も含めると、240社という規模となっております。


Preqin(プレキン)について

”Home of Alternatives”をコンセプトに、オルタナティブ投資業界で最も包括的なデータ・分析・インサイトを提供しています。綿密なデータ収集方法の開拓から革新的なプラットフォームの開発に至るまで、16年以上にわたりオルタナティブ投資への理解を深めることに尽力してきました。クライアント企業との緊密なパートナーシップを通じて、お客さまが日々最善の意思決定を行えるよう、新たなツールやインテリジェンスの提供に継続的に取り組んでいます。